カメラを止めるな!
流行りに乗って見てきました!
前評判通り、そして予想を裏切るアットホームなエンドに心がいっぱいであります。
この映画を例えるなら「シックスセンスと釣りバカ日誌を足したかんじ」かなあ。ゾンビ映画自体観るのが初めてだったので、ゾンビの怖さを感じつつもアットホームでお約束な展開(褒めてます)にほっこりして爆笑して、エンドロールを迎えたら「また観に行ってあれやこれや確かめに行くぞ!」と思えてしまう展開でした。
ここからネタバレ全開でいきますね。
監督役の俳優さん、とっても優しい笑顔で癒されました…!娘さんとのギクシャクした雰囲気が、映画製作を通して自分でも把握していなかった映像への熱い想いを発露する事になって、それがキッカケで心の距離を埋めていき、最後にあの笑顔…。もう、めちゃくちゃハートフル!
あと、若手俳優の彼もナイス。
こねくり回しためんどくさい性格めっちゃ持ってる雰囲気、たしかに一部舞台俳優さんにいそうだから(偏見)
だからこそ、ラストのあのシーンでのバテ気味の裏方の女の子に代わって率先して馬になる所とかがとてもカッコ良く見えた。ガムシャラ感がカッコいい。
中盤、カメラマン助手の女の子を支えてあげてたし。
あと、私はゲロの場面で大爆笑した笑笑
あれリアルだったのね…。
俳優さん皆さん素晴らしくて、日本にはこんなにも沢山のまだまだ知らない俳優さん(しかも演技が上手な)がいらっしゃるんだと再認識させられました。なんでいつも同じような俳優さんばっかでドラマや映画やってるんでしょうかね…。
(もっとも、今作では現時点ではまだ無名の俳優さんだけが出演されてたからこそ映画の仕掛けや劇中の必死感がよりリアルに感じられて良かったんですが。)
もしかしたら、有名な俳優さんと有名じゃない俳優さんとの差って技術的な面というよりも大きな事務所に入ってるかとかコネがあるかとか作品に恵まれたかみたいな、目に見えない部分なのかもしれませんね…。なんだか理不尽!
私はどうしてももう一度タネを知った状態でゾンビ映画本編を見にいきたいので、また劇場へ足を運ばなくては!